今、流行りのローカーボ（低炭水化物ダイエット）。
続けてしまうと、むしろ、太りやすいからだに！
同じ食品を続けて食べずに、できる限りいろいろな種類の食品を食べて欲しいのと同様、何か一つの食品（栄養素）を排除するのも、絶対やめて欲しい食べ方です。
特に最近は、炭水化物をとらないローカーボダイエットがブームとなっていますが、過度な炭水化物節制はとても危険です。
その理由の一つが、脂肪でなく筋肉を分解してしまうから。
確かに炭水化物（糖）は、体脂肪に変わりやすい栄養素です。
ただし身体には不可欠な栄養素なため、炭水化物の摂取を断ってしまうと、体脂肪を分解して糖に変えることで補おうとします。
そのため炭水化物を断つローカーボダイエットは、即効性が得られやすいとして人気を集めているようです。
しかしこの状態を続けてしまうと、脂肪だけでなく筋肉を分解し始めます。
これは、筋肉の構成にインスリンが関連しているため。
筋肉が減ったとしても、体重が減るならば別にかまわない！なんて、恐ろしいことを考えないでくださいね。
寝ているだけでもエネルギーを消費してくれる、ダイエットの味方である基礎代謝は、筋肉量と比例します。
だからこそ、むやみに炭水化物を減らしてしまうと、次第に省エネモードの体質に。
そう、痩せにくく太りやすいからだになってしまうのです。
長い目で見ると、ダイエット失敗の元凶になりかねません。
もう一つの理由は、炭水化物は脳の唯一の栄養素であるブドウ糖の大切な補給元であるため、大の偏食家である脳は、ブドウ糖しか受け付けません。
炭水化物をカットしてしまうと、脳の栄養素が足りなくなって無気力になったりイライラしたり。
エネルギーが足りないため、疲労感だってたまりやすく・・・
そうなると活力も減少してしまうため、魅力も半減してしまいます。

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